月2回古民家の軒下を活用して開催しています。安田の特産品の販売を始め地元住民の作る新鮮な野菜や、手作り品などを販売しています。
冬から春にかけて「おごそ風」と呼ばれる谷風が吹きます。その頃咲く山野草の「ユキワリイチゲ」や「セツブンソウ」や「セリバオウレン」を見に来る観光客や写真ファンの目印になるように4年前から風車を設置しています。
地元備後国艮神社の修繕費の確保のため、御朱印を作成しています。
月替わりで毎月2種類をデザインを変えながら作成しています。
安田マルシェ開催に合わせて古民家の軒下を利用して、不定期のワークショップを開催しています。これまでには花の寄せ植え教室や正月のしめ縄教室を行い、地元の方に気軽に楽しんで頂けることで、講師も地元から探し地域の技術伝承とコミュニケーションを目指します。
役場の落成式や安田小学校閉校式、敬老会の司会など務めさせていただきました。
2006年に建設された灰塚ダムを竣工した際、地元の方が書かれた詩に曲をつけて歌を吹き込みました。
これらの企画に取り組むことで、地域の方が集まれる拠点づくりやコミュニティーを目指しています。
人口が減り保育所も小学校も統合され買い物する場所も人の集まる場所も機会もなく、一人暮らしの方は食の不便を抱えている。私にできることは何かを考えて、徳島で司会業をやっていたという経験を活かしながら、地域に元気を与えていけないかと考えたのがきっかけです。
人口減少に伴う交通、買い物や通院の不便さ、また人とのコミュニケーションをとる場所がないことで、横との繋がりが希薄になったと感じます。
田舎ならではの良さを改めて見つめ直し、活用していくことが課題だと考えます。
元々カフェを開業するつもりで譲ってもらった古民家ですが、コロナ禍で一旦思い留まり、カフェオープン後に始めようと思っていたマルシェからスタートしました。
安田には集まれるコミュニティがなく、みんなが会える拠点づくりをすることで人の流れや活気が生まれることを期待しています。
現在月2回開催しているマルシェは出店数が20店ほどになり、遠く広島市内や福山からの出店やお客様もいます。
皆様の『できる』をお貸しいただき、視察などにもお越しいただいています。みなさんそれぞれいいものや特技をお持ちです。そこにあらためて目を向けて、自分にできることをやっていただければ、今まで感じなかった喜びや自分の役割に気付いていただき、今の状況や課題を地域みんなで少しずつ開拓していけるのではないかと考えます。
安田マルシェの出店者を少しずつ増やして、同じような地域と協力していきながらいいものを広めていきたいです。
すぐ隣の吉舎地区でも、安田マルシェの活動に刺激を受け、月2回のマルシェを始めました。お互い異なる隔週日曜日に開催しており、毎週日曜日にこの地域でマルシェが開催されているという状況です。
また、安田自治振興会が主催の『安田でかマルシェ』も2022年5月よりスタート。安田小学校の校庭を利用し、今後、年に2回のペースで開催予定です。
一人で地道に始めた活動の種が芽を出して、共感の輪が生まれています。
また日頃気付いていない「ない」が「ある」町をうまく使って山間部に足を運んでもらえることを考えていきたいです。
安田マルシェと並行して今年オープンした『花笑カフェ』で田舎の良さを楽しんでもらえる料理や景色もアピールしていきたいと思っています。
団体名 | 安田マルシェ |
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代表者 | 鳥井実香 |
ホームページ | https://www.miyoshi-dmo.jp/hanaemu/ |